MaximoPunk

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石風呂が見い出した新たな可能性、ネクライトーキー。

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大阪発、4人組ポップロックバンド、ネクライトーキー。

コンテンポラリーな生活の朝日 廉(Vo./Gt.)と藤田 彩(Ba.)を中心に2017年3月に結成。

でも活動は8月からのほやほやバンド。

タイトルで、あえて「石風呂」と書いたのは、これは「石風呂」としての側面から派生した新たな可能性だと思っているからだ。

なぜかと言うと、それは、安直ではあるが「全力で信じられる才能」と言われたボーカルもっさのとんでもなくアニメな声にある。これ声優ちゃうんかっていうくらいアニメ。

めちゃめちゃ細いが「ティーンエイジ・ネクラポップ」収録の「魔法電車とキライちゃん」の大サビ終わり、3:27に左にパンされている「せーの!」の掛け声がもっさの声にそっくり。 

 

一つのアルバムの中でボーカロイドの声が全て違う石風呂のアルバムは、今思えばずっと理想の声を探していたんじゃ無いか、なんて思う。

もっさの歌声が、石風呂の中にあった「求めていた声」の一つの答えだったんだなぁと。

 

この出会いが「コンテンポラリーな生活」とも「石風呂」とも違う可能性を切り開いた。それがネクラトーキー。

 

石風呂・コンテンポラリーな生活を通して共通した、朝日 廉の書く歌詞にある日常の一部分を切り取った情景と、そこに吐き出される「毒」を持った独特な世界観。そこへもっさの声がかけ合わさることで、彼の新たな境地が垣間見えた。

と言う事で、まずは1曲。

今までには無かったこのポップで牧歌的な雰囲気。

ジャッキジャキの攻撃的なギターは鳴りを潜め、もっさの声が最大限に活かされるようなアレンジや、少し抑えめな音作りに変わっている。

とは言うものの、まだ音源化されているのは4曲だけ。アプローチ的にはボカロ的な曲の作り方ではあるものの、そのどれもがもっと生身の泥臭さが滲み出た曲群になっている。

5月には東京・大阪でワンマンライブを行うようで、

・5月11日(金) 北堀江 club vijon

・5月18日(金) 下北沢BASEMENT BAR

らしいから行くしかない。

要予習と言う事で、

でも観とけ。

ちなみにコンポラもライブするらしいよ。

みんなで行こう。

では。