2017年12月、気になるバンド3選。
巷に溢れるバンドの中で、自分が気になっているバンドをあたかも俺が一番最初に見つけたかの如く勝手に紹介していく「気になるバンド」紹介。
01.climbgrow
滋賀発、4ピースバンドclimbgrow。
一言で言うと、「肉食系」バンド。
杉野泰誠(Vo./Gt.)のゴリッゴリの嗄れた無骨な声が、最近流行ってる草食系とは一線を画す男臭さ溢れる硬派なサウンドを際立たせている。
ネットに転がっているインタビュー記事をみても、やっぱり肉食系。
周りのバンド全て薙ぎ倒して俺達がテッペン取ってやる感がすごい。
この「極彩色の夜へ」は、ヴォーカルを引き立たせる絶妙な演奏、変拍子、畳み掛けるような杉野の語りのようなパート含め良さが詰まった1曲。
とりあえず、来年のライブに行こう。
02.ハルカミライ
THE NINTH APOLLO所属、ハルカミライ。
もう何って、Vo.橋本学のルックスと甲本ヒロトばりの暴れっぷりが強烈に印象的。
と思っていたら、アルバム「センスオブワンダー」収録の「アストロビスタ」という曲にブルーハーツが出てきたり。
妙に納得するくらい、動きは甲本ヒロト。
サウンドは、NINTH APOLLOぽいというか、もうこんなん絶対嫌いなやつおらんやんっていう直球のポップネス溢れる音。...まぁ普通のロックなんだけど、メロディセンスが良い。
めちゃめちゃライブやってるみたいだから、一度皆行きましょう。
03.I have a hurt
激情系オルタナハードコアバンド、I have a hurt。
さっきまでのバンドが「陽」だとしたら、このバンドはひったすら「陰」。
しかも激しめの「闇」。
なんかナンバーガールを彷彿とさせるクランチ気味のシングルコイルから放たれるカッティング、もはや潰れ過ぎて半分くらい何言ってるかわかんないヴォーカルと、それを支えるゴリゴリのリズム隊が最高にカッコいい。
日々の痛みを、毎日生きるだけで圧し掛かってくる目に見えない壁を、そんなどうしようもない心の叫びがこの1曲に詰まっている。
個人的には今回紹介した3バンドの中で一番好き。
とりあえず、迫りくる音に身を任せて聴いてみてください。
では。